私の人生は油絵と共にあり、芸術一筋50年、人生の苦難と幸福を体験し超越してきました。それは作品一点一点に「愛と感謝」の念を込めて描き続けた私の道であり、100年先の未来の美術に繋げることを目的に私の郷土、茨城県が誇る日本近代美術の祖、聖人・岡倉天心に学び研究しベンガル(現バングラデシュ)との芸術文化実践交流を続けて参りました。

その実践交流を通して岡倉天心の言葉「アジアは一つ」の真実の意を知り、ラビンドラナート.タゴール来日百年記念「アジアは一つの世界展」を開催することによって更に、この道を推し進め新たな美術を極め、アジアは一つの平和な世界の実現を目指すことが、私の芸術家としての天命であると確信しました。

「2020アジアン・アートピック」の開催を目標にアジアン・アートピック委員会を開設し、世界文化遺産・富士五湖アートリレーを開始します。                                                                                        

                                                                                                              2017年11月吉日

‘2017 画業50年人生70年の時を咲かせて

 アジアン・アートピック委員会会長 坂本ただいち

日バ芸術文化実践交流からアジアン・アートピックへの道

 

〚2011年 ~ 2018年〛

 

アジアン・アートピック委員会副会長  関谷 正夫

坂本ただいち会長と共に歩んだ7年に及ぶ日バ芸術文化実践交流は実に艱難辛苦の道であった。

しかし、何とかここまで実績を積み重ね、今、改めて振り返ってみると聖人の示された道に導かれた感が否めず、その道に沿って素直に歩んで来た事が良かったのだと痛感している。

 

日本近代美術生みの親、岡倉天心は百年以上前に仏教の近代化を求めてインドのベンガル地域へ渡り、詩聖ラビンドラナート.タゴールと出会った。二人の出会いの中でタゴールは天心によって「アジアの文化」と言う考え方を学んだと述べている。

この出会いにより二人は友愛で結ばれ“百年後”の今の時代にも、その思想は生きている。

 

我々は「アジアの文化」の実現を夢見て2017年5月日本近代美術の聖地北茨城市の茨城県天心記念五浦美術館に於いて、タゴール来日百年を記念し「アジアは一つの世界展」を開催した。

展覧会「アジアは一つの世界」は天心の言葉「アジアは一つ」とタゴールの想い「一つの世界」を結んで表題としたものである。

坂本ただいち作品「五浦華」とベンガル(現バングラデシュ)のシャジャハン.アハメド.ビカシ作品「岡倉天心とラビンドラナート.タゴールの肖像画」が出展され両作家の絆とアジアの芸術文化の道を広く人々に報せることが出来た。

 

その後、坂本ただいち出展作品「五浦華」“五浦の大海から昇る太陽を六角堂から臨み、世界文化遺産富士山を越えて、黄金のベンガルへと沈む太陽の道を描いた作品”が、タゴールのふる里ベンガル(現バングラデシュ)へ返礼として贈呈し、バングラデシュ国立博物館に収蔵されたことは感無量の出来事であった。

 

今日までの長年に亘るNPO法人国際芸術家里親の会の活動が成功を収め、里親としての役割を果たし終えたことを以て2018年3月末に会は解散し、バングラデシュ・グローリアファンデーションとの交流を終了した。そして、岡倉天心が五浦に創設した日本美術院五浦研究所に倣い新たに日本新極美術研究所を開設し以下、今後の研究活動として実施してゆくことを決定した。

 

①  7年間の芸術文化実践交流の実績成果を未来100年に繋ぐための研究活動。

 

②  聖人・岡倉天心と詩聖・ラビンドラナート.タゴールの友愛を育み結んだ「アジアの文化」を確立する研究活動。

 

③  偉大なアジアの聖者の創った「道」を学び、研究し、新たな美術を極め、未来100年へ繋ぐ役割の一端を担っていく研究活動。

 

筑波大学教授のレポートにより古代ギリシャで行われた古代オリンピックではスポーツ競技と芸術競技の二つが行われていたことを知り、2年後の2020年開催の東京オリンピックに向かって同時進行の形で、アジアは一つの平和の祭典として芸術競技「2020アジアン・アートピック」の開催を目標に掲げた。

 

④  アジア全体が参加できる芸術大会「2020アジアン・アートピック」開催の研究活動。

 

⑤  「2020アジアン・アートピック」にアジアの芸術家が積極的に参加し、共に競技をし、新たな美術を極めてゆくための研究活動。

 

 

研究活動の実践として2017年11月、世界文化遺産「富士山」を描くことが決定し、富士五湖から臨む富士山を描いて廻る“富士五湖アートリレー”を開始した。

更に翌2018年3月、ベンガル(現バングラデシュ)のアーティストも参加しアートリレーとアートピア芸術競技を実施した。

「2020アジアン・アートピック」が天心とタゴールの示した「道」の実現に向け、百年後のアジアの芸術文化による万人幸福と平和の祭典となるように、そして、この活動をより多くの人々が共有し発展してゆくことを願いつつ、芸術文化の力を広く世界に発信していこうではありませんか。

                                                2018年4月10日

感動と感謝

アジアン・アートピック委員会副会長  木村 智明

「アジアは一つ」ただ一念、キャンバスに向かう坂本ただいち画伯の姿に感動し生き抜く力をいただき20年の時を過ごすことが出来たことは、只々「感謝」に堪えません。

新極美術が広くアジアの国々に広がり実を結び、未来アジアの美術を創っていくエネルギー源としてアジアン・アートピックが発展してゆくことを心から願っております。

                                                       2018年4月13日

© 2018 日本新極美術研究所

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